MDSplusは、核融合・プラズマ物理学のコード。実験装置の階層的記述に基づいてデータ収集・保存・解析を行うオープンソースのシステムであり、ネットワーク経由での遠隔データアクセスを可能にする。核融合実験コミュニティで事実上の標準として広く採用され、多くの大型実験装置や解析コードの入出力基盤となっている。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは52本ある。比重が最も大きかったのは2000–2004年で、その期間の論文の0.18%を占めた。直近の2025–2029年では0.06%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1995年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
Data acquisition and analysis software
推移
研究の変遷
1995–200412本 · 0.12%
データ収集システムとしての確立
MDSplusはデータ収集とその遠隔利用を中心に発展した。nstx-uでの応用やCompactPCI等のハードウェア統合、Javaインターフェースによるローカル・リモートの統一アクセスが試みられた。この時期のタイトル占有率は0.12%である。
この時代の論文から
- The MDSplus data acquisition system, current status and future directionsFusion Engineering and Design 1998
- MDSplus remote collaboration support-internet and world wide webFusion Engineering and Design 1998
- The Java interface of MDSplus: towards a unified approach for local and remote data accessFusion Engineering and Design 2000
- MDSplus. Current developments and future directionsFusion Engineering and Design 2002
2005–201422本 · 0.14%
EPICS・リアルタイム系との統合
MDSplusはEPICSやリアルタイム処理、分散データベース性能と結びついた。ITERやEAST、Hanbitといった装置・システムへの統合が進み、遠隔参加や中性粒子入射との関連が現れる。占有率は0.14%と微増した。
同時に語られた主題EPICS、データ収集システム、データ収集、遠隔参加、中性ビーム、ITER中性粒子ビーム
この時代の論文から
- Integration of PXI and VXI digitizers into the Hanbit data acquisition system based on MDSplusFusion Engineering and Design 2006
- Integration of MDSplus in real-time systemsFusion Engineering and Design 2006
- Integrating EPICS and MDSplusFusion Engineering and Design 2006
- Distributed MDSplus database performance with Linux clustersFusion Engineering and Design 2006
2015–202618本 · 0.07%
品質改善と可搬型ソリューションへの展開
この時期のMDSplusは品質改善や可視化ツール、リアルタイム応用のためのフレームワーク連携に焦点を移した。EASTでの適用が続き、MARTeやEPICSと組み合わせた可搬型制御・データ収集ソリューションが報告されている。タイトル占有率は0.07%に低下し、分野全体の成長に比べて相対的に縮小した。
同時に語られた主題データ収集、EPICS、データ収集システム
この時代の論文から
- πScope: Python based scientific workbench with MDSplus data visualization toolFusion Engineering and Design 2016
- MDSplus quality improvement projectFusion Engineering and Design 2016
- Fast development of real-time applications using MDSplus and MARTe frameworksFusion Engineering and Design 2016
- MDSplus integration at TCABR tokamak: Current statusFusion Engineering and Design 2016
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文9本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
