ポートプラグ(Port plug)は、核融合・プラズマ物理学の装置。真空容器のポート開口部を塞ぐ構造体であり、計測機器や加熱装置などを収納してプラズマへのアクセスを確保する。ITERやDEMOではブランケットとの統合設計が課題となり、不純物フラックスや誤差磁場の発生源としても評価される。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは77本ある。比重が最も大きかったのは2010–2014年で、その期間の論文の0.39%を占めた。直近の2025–2029年では0.00%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは2005年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
研究の変遷
2005–201449本 · 0.32%
ITER診断ポートプラグの構造設計と統合
本時代の論文は、ITERの上部ポートプラグ構造部品の設計・解析、冷却チャネル、およびEUにおける診断ポートプラグの工学設計と統合を扱っている。プラズマ診断、赤道ポート、荷電交換再結合分光法、遠隔保守、テストブランケットモジュールと併せて論じられており、ITERのみを対象としている。代表的論文として「Design and analysis of the structural components in the ITER ECH upper port plug」や「CEA engineering studies and integration of the ITER diagnostic port plugs」が挙げられる。
同時に語られた主題プラズマ診断、赤道ポート、電荷交換再結合分光法、遠隔操作、テストブランケットモジュール、プラズマディスラプション
この時代の論文から
- Design and analysis of the structural components in the ITER ECH upper port plugFusion Engineering and Design 2007
- CEA engineering studies and integration of the ITER diagnostic port plugsFusion Engineering and Design 2007
- ITER diagnostic port plug engineering design analysis in the EUFusion Engineering and Design 2007
- A conceptual design of the ITER upper port plug structure and its cooling channelsFusion Engineering and Design 2008
2015–202628本 · 0.11%
保守・遮蔽・誤差磁場評価への展開
この時代の論文は、ポートプラグへの不純物フラックス推定、DEMOポートプラグ設計、ブランケットシステムとポートプラグが誤差磁場の高調波成分に与える影響の最適化、遠隔保守スケジュールのロバスト性評価などに及んでいる。依然としてITERが中心であるが、DEMOの設計研究も現れ、プラズマ診断、テストブランケットモジュール、赤道ポート、トムソン散乱、遠隔保守と関連づけられている。代表的論文は「Engineering estimates of impurity fluxes on the ITER port plugs」と「DEMO port plug design and integration studies」である。
同時に語られた主題プラズマ診断、テストブランケットモジュール、赤道ポート、トムソン散乱、プラズマディスラプション、集団トムソン散乱
この時代の論文から
- Engineering estimates of impurity fluxes on the ITER port plugsNuclear Fusion 2016
- DEMO port plug design and integration studiesNuclear Fusion 2017
- The effect of blanket system and port plugs on the harmonic components of error field and optimizing approach investigationNuclear Fusion 2023
- Measuring robustness of port plug maintenance schedules in fusion remote handlingFusion Engineering and Design 2015
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文3本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
