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レーザーアブレーション

Laser ablation

レーザーアブレーション(Laser ablation)は、核融合・プラズマ物理学の手法。高出力レーザーパルスを固体標的に集光し、表面を瞬間的に加熱・蒸発・電離させてプラズマを生成する手法である。核融合研究では微量不純物の入射による粒子閉じ込め測定に、慣性核融合ではアブレーション界面の熱輸送や衝撃波生成の解明に用いられる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは37本ある。比重が最も大きかったのは1990–1994年で、その期間の論文の0.10%を占めた。直近の2025–2029年では0.08%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1990年以降で、それ以前の収録論文には現れない。

目次

  1. 1推移
  2. 2研究の変遷
  3. 3よく登場する装置
  4. 4この数字の作り方

推移

0.00.10.2レーザーアブレーション197019801990200020102020%
図1 — レーザーアブレーションが、5年ごとにその期間の全論文に占めた割合。コーパスは2010年代が1970年代の9倍あるため、件数のままでは何もかもが増加して見える

研究の変遷

1985–19943本 · 0.05%

プラズマ診断と応用分析の端緒

レーザーアブレーションは、Reversed field pinchにおける粒子閉じ込め計測、KrFレーザーによるプラズマプルーム動態の解明、ICP質量分析のヨウ素標準化など、診断・製造・分析の各側面で現れた。出現は3件と少なく、AblationやPlasma diagnostics、Inductively coupled plasmaといった周辺手法とともに論じられた。

同時に語られた主題アブレーション、逆磁場ピンチ、プラズマ診断、誘導結合プラズマ

この時代の論文から

  • [1]First measurements of the particle confinement in a reversed field pinch by the laser ablation methodNuclear Fusion 1990
  • [2]Laser diagnostic experiments on KrF laser ablation plasma‐plume dynamics relevant to manufacturing applications*Physics of Plasmas 1994
  • [3]Iodine as a tuning standard for laser ablation–inductively coupled plasma‐mass spectrometryReview of Scientific Instruments 1993

2005–201413本 · 0.08%

核融合装置のトリチウム・ダスト計測への展開

核融合炉内壁の共堆積層キャラクタリゼーションやトリチウム・ダストインベントリ制御のためのLaser Ablation System Kitの開発が現れ、タングステン層やリチウムなど炉材料を対象とした研究が増えた。同時に、フェムト秒レーザーと分子動力学法による熱輸送解析や、固体のレーザーアブレーションにおけるフィラメント状プラズマなど基礎過程の研究も展開した。

同時に語られた主題アブレーション、発光分光、タングステン、トリチウム、プラズマ診断、窒素

この時代の論文から

  • [1]Filamented plasmas in laser ablation of solidsPlasma Physics and Controlled Fusion 2009
  • [2]Co-deposited layer characterisation and removal control by optical emission spectroscopy coupled to nano-second laser ablationFusion Engineering and Design 2006
  • [3]Heat transport analysis for femtosecond laser ablation with molecular dynamics-two temperature model methodFusion Engineering and Design 2006
  • [4]Development of a Laser Ablation System Kit (LASK) for Tokamak in vessel tritium and dust inventory controlFusion Engineering and Design 2009

2015–202621本 · 0.08%

ITERと慣性核融合を見据えた多様化

ITERを明示した共堆積物の熱酸化と粒子放出、ピコ秒レーザーによるモリブデン計測、ナノ秒レーザーによるタングステンプラズマプルームの吸収・放射など、核融合装置の壁保守とダイバータ材料を意識した研究が続いた。また、慣性核融合における非局所熱輸送とレーザーアブレーション動態の結合や、フェムト秒レーザー加工に伴う熱輸送など、レーザー・プラズマ相互作用の理論的・実験的研究も並行して進んだ。

この記述以降に論文が追加されている

同時に語られた主題アブレーション、プラズマプルーム、タングステン、慣性核融合、熱輸送、フェムト秒レーザー

この時代の論文から

  • [1]Spectral and temporal characteristics of target current and electromagnetic pulse induced by nanosecond laser ablationPlasma Physics and Controlled Fusion 2017
  • [2]Thermo-oxidation of carbon codeposits and particles release during laser ablation in an oxygen atmosphere and its extrapolation to ITER codepositsFusion Engineering and Design 2015
  • [3]Investigation of laser ablation features of molybdenum bulk for picosecond laser-based techniques in fusion devicesFusion Engineering and Design 2020
  • [4]Space-time dependent non-local thermal transport effects on laser ablation dynamics in inertial confinement fusionPlasma Physics and Controlled Fusion 2024

よく登場する装置

iter1

この数字の作り方

数え方 —
同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
割合 —
その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
記述 —
その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
冒頭の定義 —
用語そのものの説明だけは、論文4本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
範囲 —
収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない

レーザーアブレーション

種別
手法
論文数
37 本
初出
1990–1994 年(3本)
最盛期
1990–1994 年0.10%
直近
2025–2029 年0.08%
主な装置
iter

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