タングステン(Tungsten)は、核融合・プラズマ物理学の材料。プラズマ対向材料として、ダイバータや第一壁に用いられる高Z元素である。融点が高く水素同位体の保留が少ない一方、核融合プラズマ中へ流入すると放射損失でコアを冷やし、ヘリウム照射によるナノ構造(ファズ)形成や重水素保留、ELMによる溶融・飛散が課題となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは1,041本ある。比重が最も大きいのは直近の2025–2029年で、その期間に発表された論文の3.50%を占める。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
Plasma-facing material.
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
基礎物理と初期トカマク装置での観測
この時期のタングステン関連論文は2件のみで、全体に占める割合は0.08%と極めて小さい。表面拡散における水素のトンネリングという基礎物理の研究と、PLTトカマク放電におけるタングステン放射の影響を調べた報告があり、材料としての検討は始まったばかりである。
同時に語られた主題表面拡散
この時代の論文から
- Effects of tungsten radiation on the behaviour of PLT tokamak dischargesNuclear Fusion 1978
- Tunneling of Hydrogen in Surface Diffusion on the Tungsten (110) PlanePHYSICAL REVIEW LETTERS 1980
1985–19945本 · 0.09%
ダイバータ板材料としての工学的評価
論文数は5件、割合は0.09%と依然わずかであるが、内容はタングステンと銅の接合体の熱サイクル試験、H+ビーム照射による熱衝撃試験、使用済み核融合炉コンポーネントからのタングステン回収など、ダイバータ板への応用を睨んだ工学的課題が中心となる。レニウムの電析というプラズマ源部品の作製技術も扱われている。
同時に語られた主題銅
この時代の論文から
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
