周辺局在モード(Edge localized mode、ELM、ELMs)は、核融合・プラズマ物理学の現象。トカマクのHモードプラズマ周辺部に発生するMHD不安定性で、ペデスタルに蓄積されたエネルギー・粒子を周期的に放出する現象である。ELMと略され、間欠的な熱・粒子損失によりダイバータへの過大な熱負荷をもたらすため、ITERなどの核融合炉では抑制・緩和が課題となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは893本ある。比重が最も大きかったのは2010–2014年で、その期間の論文の2.13%を占めた。直近の2025–2029年では1.36%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1990年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
他の項目を重ねる
研究の変遷
1985–199415本 · 0.27%
ELMの出現とHモードとの関連
この時代の論文は、HモードやMHD不安定性と並んでELMを扱い、asdex-upgradeやdiii-dにおける実験観測を中心としていた。具体的には、プラズマ形状とエッジ・バルーニング安定性、高周波ELM前駆体の特性などが調べられ、ELMy Hモードのエネルギー閉じ込めに関する表現も登場した。論文数は15編であり、全タイトルに占める割合は0.27%と小さい。
同時に語られた主題電磁流体力学、Hモード、トロイダル・アルフヴェン固有モード、逆磁場ピンチ、中性ビーム、キンクモード
この時代の論文から
- Plasma shaping, edge ballooning stability and ELM behaviour in DIII-DNuclear Fusion 1990
- Studies of edge localized modes on ASDEXNuclear Fusion 1992
- Characteristics of high frequency ELM precursors and edge stability in the PBX-M tokamakNuclear Fusion 1990
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Edge localized mode、ELM、ELMs など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
