FusionPapers
図版検索トレンドwiki日本の研究
© 2026 FUSIONPAPERS
About法務情報
Wiki/現象

電磁流体力学

Magnetohydrodynamics

電磁流体力学(Magnetohydrodynamics、MHD、magnetohydrodynamic)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁場中にある電離気体(プラズマ)の巨視的運動を、流体として扱う理論体系である。プラズマの平衡・安定性、波動、擾乱の非線形発展を記述し、核融合炉の設計や運転限界の評価に不可欠な枠組みを与える。磁場とプラズマの相互作用に起因する多様な不安定性の理解は、装置性能の向上に直結する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは1,405本ある。比重が最も大きかったのは1980–1984年で、その期間の論文の4.06%を占めた。直近の2025–2029年では2.73%。

目次

  1. 1解説
  2. 2推移
  3. 3研究の変遷
  4. 4よく登場する装置
  5. 5この数字の作り方

解説

電磁流体力学(MHD、magnetohydrodynamics)とは、導電性の流体(プラズマや液体金属)の運動と磁場とが互いに及ぼし合う相互作用を、流体を連続媒質として一括に扱う近似のもとで記述する物理の枠組みである。空間的にゆっくりと変化する現象、すなわち特徴的な長さスケールが粒子の平均自由行程や電荷遮蔽距離よりはるかに大きく、時間スケールが粒子のサイクロトロン周期より十分長い場合には、個々の粒子の運動を追わずとも、流体の運動方程式とマクスウェル方程式(正確にはその低周波極限)を連立させるだけで主要な振る舞いが再現できる。核融合研究においてこの枠組みが中心的な意味を持つのは、磁場によるプラズマ閉じ込めの成立可否そのものが、平衡の存在、安定性、そして擾乱の非線形成長という電磁流体力学的な問題として定式化されるからである。以下ではまず基礎方程式を示し、次いで平衡、波動、不安定現象、そして液体金属ブランケットへの応用という順で概観する。

定義と基礎方程式

電磁流体力学の物理的な姿を最初に頭に描くための材料として、トカマクプラズマの模式図と、実際に観測される電磁流体力学的揺動のスペクトルを示す。トカマクではドーナツ状のプラズマが環方向(φ)と極方向(θ)の二つの磁場成分によって閉じ込められており、プラズマ中の不安定化はコイルで測った磁場揺動やレーザー干渉計の信号に、基本波とその高調波として現れる。

(a) Schematic diagram of a tokamak plasma, where φ indicates the toroidal direction, θ indicates the poloidal direction, and ρ indicates the radial direction. Here, \rho = r/a is the normalized minor radius, with r being the minor radius coordinate and a the plasma minor radius. R is the plasma major radius coordinate, and R0 is the plasma major radius. (b) Spectrum of the Mirnov probe signal for shot #13 198. (b) Spectrum of the laser interferometer signal for the same shot. The black arrows indicate the harmonic orders of the instability.

fig.1 Identification of mode numbers and wave numbers by multiple harmonics of MHD instabilities (2026) · CC BY 4.0

(a) Schematic diagram of a tokamak plasma, where φ indicates the toroidal direction, θ indicates the poloidal direction, and ρ indicates the radial direction. Here, \rho = r/a is the normalized minor radius, with r being the minor radius coordinate and a the plasma minor radius. R is the plasma major radius coordinate, and R0 is the plasma major radius. (b) Spectrum of the Mirnov probe signal for shot #13 198. (b) Spectrum of the laser interferometer signal for the same shot. The black arrows indicate the harmonic orders of the instability.

図の上段はトカマクのトロイダル座標系(大半径 R₀、小半径 a、正規化小半径 ρ = r/a)を示し、下段の二つのスペクトログラムには、ミルノフコイルが捉えた磁場揺動と干渉計が捉えた密度揺動に、基本波(1st)とその2倍、3倍の高調波が現れている様子が見える。このように空間的に広がった流体としてのプラズマが、磁場と一体になって集団的に振る舞うのが電磁流体力学の対象である。

枠組みの中核をなすのは、流体の運動方程式にローレンツ力 j × B(j は電流密度、B は磁束密度)を加えた項と、磁場の時間発展を記述する誘導方程式である。オームの法則を理想化した(抵抗を無視した)場合、誘導方程式は磁場が流体とともに「凍りつく」ことを表す。これは磁力線が流体要素に貼り付いて動き、磁力線のトポロジー(結び付きや絡み方)が保存されることを意味する。この磁束凍結の概念は、磁場がプラズマを弾性的に「引っ張る」理由、すなわち磁力線を曲げたりねじったりすると復元力が生じる理由の根源であり、同時に、抵抗が有限になると初めて可能になる磁気リコネクション(磁力線のつながり替え)がなぜ特別な現象なのかの理由でもある。

理想モデルと抵抗を含むモデルの使い分けは、無次元数によって判断される。代表量を L、速度を U としたとき、磁場の拡散と対流の比を与える磁気レイノルズ数 Rm = μ₀σUL(σ は導電率)、およびアルヴェン速度 V_A = B/√(μ₀ρ) に基づくルンドクイスト数 S = μ₀LV_A/η(η は抵抗率)が目安になる。核融合プラズマでは S が 10⁶ を超えることも珍しくなく、理想電磁流体力学の近似が安定性解析の第一段階となる一方、S が大きいほどリコネクションや抵抗性不安定の非線形過程が薄い電流シートへの集中という形で現れ、数値計算が本質的に困難になる。このため、非線形過程の研究ではスーパーコンピュータを用いた数値実験が理論と不可分の役割を果たしてきた。また、電子とイオンの運動の違いが重要になる短いスケールでは、ホール項を加えた Hall-MHD や、さらに二流体・運動論的効果を取り込んだ拡張モデルが用いられる。球状トカマクの合体始動時の磁圧平衡の解析や、磁気島を含む平衡の線形安定性の記述では、こうした拡張モデルが理想モデルでは見えない効果を明らかにする例が知られている。

MHD平衡と力の釣り合い

閉じ込めの前提となるのは、圧力勾配による外向き力とローレンツ力が釣り合った静的な状態、すなわち電磁流体力学平衡の存在である。基本式は j × B = ∇p であり、これにアンペールの法則を代入して得られる磁気表面関数に対する非線形偏微分方程式はグラド=シャフラノフ方程式と呼ばれる。軸対称なトカマクでは、この方程式の解として、環方向磁場の強さが大半径に反比例して外側で弱まること、およびプラズマ電流自身が作る極方向磁場が磁力線をトロイダスの周りにねじって磁気表面を形成することが保証される。磁力線が一周する間に極方向を回る回転数の逆数は安全係数 q と呼ばれ、平衡の安定性を支配する最も重要な量の一つである。

平衡は単に「存在すればよい」わけではない。プラズマの断面を上下に伸ばす(エロンゲーション)、三角形に歪ませる(トライアングリティ)などの形状制御は、同じ装置電流でより高い圧力を閉じ込めるために不可欠であり、X点(磁場が零になり分離線が生じる点)を持つダイヤバート形状の平衡解析は、形状パラメータと安定性の関係を定量的に論じる枠組みを与える。またプラズマが環方向に回転している場合には、遠心力が平衡に小さな歪みを与え、それが安定性にも影響する。回転するプラズマや X 点を持つ平衡に対する解析的な電磁流体力学平衡の構成は、こうした効果を理論的に分離して理解するための基礎を提供している。

もう一つの重要な考え方は緩和平衡である。抵抗や乱流によって磁束凍結が部分的に破れると、プラズマはエネルギーを最小化しつつ保存量だけを保つ状態へ自己組織化する。磁気ヘリシティ(磁力線の絡み具合を測る保存量)を保存しながら磁場エネルギーを極小化すると、電流が磁場に平行で一定係数を保つ力の釣り合いが導かれる。このテイラー緩和の考え方は、逆磁場ピンチ(RFP)と呼ばれる、トロイダル磁場がプラズマ内部で逆向きになる低磁気シア配置の自己組織化を説明する鍵であり、実際の RFP 装置でトロイダル磁束が壁によって保存されながら乱流的に再分配される過程として観測されている。さらに、理想的な磁気表面を保つ領域とリコネクションで緩和した領域を併せ持つ多領域緩和平衡の枠組みは、三次元平衡(ヘリカルコアを持つ平衡や、外部コイルによる擾乱を受けた平衡)の安定性を評価する現代的な手法に発展している。

MHD波動とアルヴェン物理

磁場中の導電性流体は、通常の流体にない固有の波動を支える。最も基本的なのはアルヴェン波で、引っ張られた弦の振動に類比できる。磁力線という「弦」の張力は磁圧に由来し、その復元力のもとでの伝搬速度がアルヴェン速度 V_A = B/√(μ₀ρ) である。例えば数テスラの磁場と十分に希薄なプラズマの組み合わせでは、アルヴェン速度は 10⁷ m/s の桁に達し、これはプラズマ中の情報伝達の基本速度となる。アルヴェン波は磁力線に沿って伝わり、磁力線の曲げを伴うが圧縮を伴わない点が特徴である。これに対し、磁圧と流体圧の両方が復元力として働く圧縮性のモードは、磁気音波(速いモードと遅いモード)と呼ばれ、速いモードは主に磁圧によってほぼ磁場に垂直に伝わる。

トカマクのような閉じた磁気面系では、アルヴェン波は磁力線のねじれのために連続的な固有周波数の分布(アルヴェン連続スペクトル)を持ち、単純な定在波は連続スペクトルとの共鳴によって強く減衰する。しかし、環方向の不均一性によって、連続スペクトルの隙間に局在する離散的な固有モード——トロイダルアルヴェン固有モード(TAE)など——が存在しうる。これらのアルヴェン固有モードは、核融合炉で生じる高エネルギー粒子(中性ビーム入射や将来のアルファ粒子)と共鳴し、粒子からエネルギーを受け取って成長しうる。高エネルギー粒子がモードにエネルギーを与え、その結果として粒子の空間分布が平坦化されるという相互作用は、燃焼プラズマの予測における中心的な課題である。流体としての電磁流体力学と高エネルギー粒子の運動論を結合したハイブリッドシミュレーションは、複数のアルヴェン固有モードが同時に励起されて高速イオンの圧力分布を実験的に観測されるレベルまで平坦化する過程を、温度揺動の振幅・位相分布に至るまで再現できることが示されており、燃焼プラズマ中のアルファ粒子輸送予測への信頼性を与える検証が進んでいる。また、非線形段階では固有モードがバースト的に成長と減衰を繰り返す挙動を示すことがあり、これも流体・粒子ハイブリッド計算で再現される。

トロイダル閉じ込めにおけるMHD不安定

平衡が自由エネルギー(圧力勾配、電流勾配、高エネルギー粒子の分布)を含む限り、それを解放する不安定が生じうる。電磁流体力学的不安定は、復元力の性質と駆動源によって分類される。磁力線の曲げに抗してプラズマ柱が全体として座屈するキンク不安定(電流駆動)、磁気面の内側で圧力勾配が不安定化の向きに働くバルーニング不安定(圧力駆動、地球の磁場中のプラズマが夜側で膨らむのと同じ機構)、そして有限抵抗のもとで磁力線のつながり替えを可能にするティアリング不安定(電流勾配駆動)が三つの基本型である。ティアリング不安定が成長すると、磁気面が破れて磁力線が島状の構造(磁気島)を形成する。

磁気島の構造と、それが周囲の磁場に及ぼす擾乱の空間パターンを示したのが次の図である。

Schematic diagram of a m/n = 2/1 magnetic island.

fig.9 Magnetohydrodynamic instability modulated runaway electron losses in the ADITYA-U tokamak (2026) · CC BY 4.0

Schematic diagram of a m/n = 2/1 magnetic island.

図は m/n = 2/1 の磁気島の断面模式図で、島の中心(O 点)と境界(X 点)の位置、そして島の回転に伴って空間的に変動する半径方向磁場擾乱 B̃_r が O 点で零、X 点付近で極値を取る様子が描かれている。このような島がプラズマ縁のリミタや壁に近づくと、そこを通る粒子の閉じ込めが周期的に変動することになる。

トカマクで観測される主要な電磁流体力学現象は、これらの基本モードの組み合わせとして理解される。中心部の q = 1 面を挟んだリコネクションが電子温度を鋸歯状に弛緩させる鋸歯振動(内部ディスラプション)、(2,1) ティアリングモードを起点として磁力線が確率的につながり、プラズマ全体が急速に失われる主要ディスラプション、そして高閉じ込め(H モード)化した縁部の急峻な圧力勾配がバルーニング的に弛緩するエッジ局在モード(ELM)である。主要ディスラプションは装置にとって最も危険な事象であり、その際に生じる高エネルギー逃走電子の制御が現在の研究課題の一つとなっている。逃走電子は磁気島との共鳴相互作用によって散乱・失われることがあり、m/n = 2/1 磁気島の回転に同期してリミタでの制動放射(硬 X 線)信号が変調される現象は、島の O 点がリミタの前を通過した直後に損失がピークを迎えるという位相関係として観測される。島の回転に伴う高調波が損失信号にも現れること、そして損失が通過粒子のドリフト軌道と島の半径方向磁場構造との共鳴で説明されることは、ディスラプション時に意図的に電磁流体力学的不安定を励起して逃走電子を広い面積に分散させるという緩和戦略の物理的基盤を与える。

不安定の非線形段階では、基本モードの高調波が必然的に現れる。これはプラズマ応答が非線形であることの直接の帰結であり、例えば (2,1) ティアリングモードの 2 倍調波 (4,2) が独立のモードではなく基本モードの非線形応答として生じる場合がある。逆に、周波数スペクトル中の高調波の構造から、空間分解診断を要するモードのモード数や波数を推定する手法が開発されており、共鳴磁場擾乱(RMP)に対するプラズマ応答が高調波を生成する過程の解析にも用いられている。また、外部コイルによる三次元磁場擾乱は、平衡磁気面を波打たせ(コルゲーション)、有理 q 面上のキンク構造と共鳴することで安定性を安定化の向きにも不安定化の向きにも作用しうる。このように、現代のトカマク研究では電磁流体力学は「壊れるか否か」の判定基準にとどまらず、擾乱場を意図的に印加してプラズマの状態を制御する手段の物理的根拠となっている。数値面では、非線形電磁流体力学を統一的に扱う計算コード群が、線形安定性解析から磁気島の飽和、リコネクションの爆発的進展に至る過程の標準的な研究基盤となっており、理論・実験・計算の三者比較によって予測能力の検証が進められている。

液体金属応用におけるMHD

電磁流体力学は核融合炉の周辺機器、とりわけ液体金属ブランケットにおいても直接の工学課題となる。ブランケットはプラズマからの中性子をリチウムで吸収してトリチウムを増殖させると同時に、熱を取り出す部材であり、液体リチウム鉛合金(PbLi)を自冷却・増殖材として用いる設計が有力視されている。ここで問題は、プラズマを閉じ込めるための強い磁場(数テスラ)が、配管内を流れる液体金属そのものに作用することである。導電性流体が磁場を横切って流れると誘導電流が生じ、それが磁場から受けるローレンツ力が流れを抑制する。この電磁力と粘性力の比を表すのがハートマン数 Ha = B₀L√(σ/ρν) であり、ブランケット条件では Ha が 10³–10⁴ に達する。このとき流れは磁場方向に引き伸ばされた薄い層(ハートマン層)と側壁近くの高速の噴流に組織化され、圧力損失は通常の水力損失を桁違いに上回る電磁流体力学圧力損失として現れる。ポンプ動力の増大は発電効率を直接侵食するため、この圧力損失の評価と低減はブランケット設計の死活的な要素である。

対策として、流路の内壁に電気絶縁層(フローチャネルインサート、FCI)を挿入して誘導電流の閉回路を断ち、圧力損失を抑える概念が研究されている。二重冷却リチウム鉛(DCLL)ブランケットでは、SiC 系複合材料による絶縁インサートが電磁流体力学圧力損失の緩和に有効であることが解析されている。一方で、磁場による乱流抑制は熱輸送をも弱める。さらに、ブランケット内では中性子加熱が第一壁側から深さとともに指数関数的に減衰するため、非一様な浮力が生じ、強磁場下の強制対流と自然対流が共存する混合対流となる。この混合対流は流れの三次元渦構造を変化させ、熱輸送とトリチウム輸送の両方に負の影響を及ぼしうることが、実機条件に近い無次元数(レイノルズ数、ハートマン数、グラスホフ数)での数値解析によって示されている。実験面でも、模擬ブランケット試験部を用いた液体金属流れの計測や、薄い液体金属膜流の基礎実験が行われており、磁場中の自由表面流や複雑流路内の圧力損失・熱伝達のデータベースが構築されている。これらの研究は、プラズマ閉じ込めの電磁流体力学と同じ基礎方程式に立脚しながら、対象が高圧力・高導電率の液体金属である点で異なる、工学寄りの応用分野を形成している。

この解説が根拠にした論文から

  • [1]Validation of comprehensive magnetohydrodynamic hybrid simulations for Alfvén eigenmode induced energetic particle transport in DIII-D plasmasNuclear Fusion 2015
  • [2]MHD instabilities in 3D tokamaksNuclear Fusion 2014
  • [3]Nonlinear MagnetohydrodynamicsNuclear Fusion 1998
  • [4]Nature of ideal MHD instabilities as described by multi-region relaxed MHDPlasma Physics and Controlled Fusion 2022
  • [5]Impact of MHD mixed convection on heat and mass transfer in a typical DCLL breeder blanketNuclear Fusion 2025
  • [6]Magnetohydrodynamic instability modulated runaway electron losses in the ADITYA-U tokamakNuclear Fusion 2026

この解説は役に立ちましたか?

推移

0.02.44.7電磁流体力学197019801990200020102020%
図1 — 電磁流体力学が、5年ごとにその期間の全論文に占めた割合。コーパスは2010年代が1970年代の9倍あるため、件数のままでは何もかもが増加して見える
▸他の項目を重ねる
比べる項目

研究の変遷

1970–198492本 · 3.74%

理想MHD安定性理論の時代

この時代、MHDは理想MHD・平衡・安定性理論を中心に扱われ、トカマク平衡やバルーニングモードと並んで現れる。論文は球状トカマクや抵抗壁付きプラズマのMHD不安定性、有限ベータの理想MHD安定性、トロイダル幾何における連続MHDスペクトルなどを論じており、全タイトルに占める割合は全時代中で最も高い3.74%である。

同時に語られた主題MHD安定性、バルーニングモード、トカマク平衡、理想MHD、MHD不安定性、表面波

この時代の論文から

  • [1]MHD stability of SpheromakNuclear Fusion 1979
  • [2]A theorem on MHD-instability of plasmas with resistive wallsNuclear Fusion 1971
  • [3]Ideal-MHD stability of finite-beta plasmasNuclear Fusion 1979
  • [4]Dependence of ideal-MHD kink and ballooning modes on plasma shape and profiles in tokamaksNuclear Fusion 1979

1985–1994135本 · 2.47%

実験装置と対応するMHD研究

MHD安定性・理想MHD・MHDモードに加え、MHD流れや逆転磁場配位、プラズマディスラプション、液体金属と並ぶ。JET、DIII-D、ASDEX-U、TFTR、TEXTORの実験データと対応する論文が現れ、JETでのペレット改善性能時のMHD活動、TFTRスーパーショットにおける低次MHDモード輸送効果などが報告される。シェアは2.47%に低下し、周辺分野の成長が相対的に速かったことを示す。

同時に語られた主題MHD安定性、理想MHD、MHDモード、MHD流、逆磁場ピンチ、プラズマディスラプション

この時代の論文から

  • [1]Shear reversal and MHD activity during pellet enhanced performance pulses in JETNuclear Fusion 1992
  • [2]Ideal MHD stability properties of pressure driven modes in low shear tokamaksNuclear Fusion 1987
  • [3]Large amplitude quasi-stationary MHD modes in JETNuclear Fusion 1988
  • [4]MHD stability analysis of force-free reversed field pinch configurationsNuclear Fusion 1986

1995–2004267本 · 2.69%

球状トーラスとヘリカル装置への拡大

MHDモード・安定性・理想MHD・不安定性に加え、輸送障壁、逆転磁場ピンチ、液体金属が並ぶ。JETやASDEX-U、LHD、TEXTOR、TFTRに加え、NSTXの球状トーラスやCHS/LHDの高エネルギー粒子駆動MHD不安定性を扱う論文が現れ、MHD安定性と運転限界のレビュー(ITER chapter)も登場する。シェアは2.69%へやや回復する。

同時に語られた主題MHDモード、MHD安定性、理想電磁流体力学、MHD不安定性、輸送障壁、理想MHD

この時代の論文から

  • [1]Chapter 3: MHD stability, operational limits and disruptionsNuclear Fusion 1999
  • [2]Reconnection processes and scaling laws in reversed field pinch magnetohydrodynamicsNuclear Fusion 1996
  • [3]Ideal MHD stability limits of low aspect ratio tokamak plasmasNuclear Fusion 1997
  • [4]β-Limiting MHD instabilities in improved-performance NSTX spherical torus plasmasNuclear Fusion 2003

2005–2014348本 · 2.26%

ELMとアルヴェン物理への接続

MHD安定性・不安定性・モードに加え、液体金属、MHD流れ、ELM、逆転磁場ピンチ、アルヴェン波が並ぶ。ASDEX-U、LHD、JET、ITER、DIII-Dに関係し、X点幾何でのMHD安定性とELMシミュレーション、NSTXでのMHDモード安定化研究、LHDの高ベータ領域における大域的MHD不安定性の効果などが報告される。シェアは2.26%と微減する。

同時に語られた主題MHD安定性、MHD不安定性、液体金属、MHD流、周辺局在モード、逆磁場ピンチ

この時代の論文から

  • [1]Chapter 3: MHD stability, operational limits and disruptionsNuclear Fusion 2007
  • [2]MHD stability in X-point geometry: simulation of ELMsNuclear Fusion 2007
  • [3]Advances in global MHD mode stabilization research on NSTXNuclear Fusion 2010
  • [4]Nonlinear magnetohydrodynamic effects on Alfvén eigenmode evolution and zonal flow generationNuclear Fusion 2010

2015–2026556本 · 2.27%

非線形MHDコードとITER予測の時代

液体金属、MHD安定性・不安定性・流れ、理想MHD、プラズマディスラプション、ELM、水冷却鉛リチウムと並ぶ。LHD、DIII-D、JET、ASDEX-U、ITERを対象に、JOREK非線形MHDコードによる大規模不安定性と制御、ディスラプション誘発に必要なMHD摂動振幅のスケーリング、DIII-Dでのアルヴェン固有モードと高速粒子輸送のハイブリッドシミュレーション検証などがある。シェアは2.29%と横ばいで、液体金属ブランケットやITER予測との関連が目立つ。

この記述以降に論文が追加されている

同時に語られた主題液体金属、MHD安定性、MHD不安定性、MHD流、理想MHD、プラズマディスラプション

この時代の論文から

  • [1]The JOREK non-linear extended MHD code and applications to large-scale instabilities and their control in magnetically confined fusion plasmasNuclear Fusion 2021
  • [2]Scaling of the MHD perturbation amplitude required to trigger a disruption and predictions for ITERNuclear Fusion 2016
  • [3]Validation of comprehensive magnetohydrodynamic hybrid simulations for Alfvén eigenmode induced energetic particle transport in DIII-D plasmasNuclear Fusion 2015
  • [4]Benchmark of gyrokinetic, kinetic MHD and gyrofluid codes for the linear calculation of fast particle driven TAE dynamicsNuclear Fusion 2018

よく登場する装置

jet43asdex-upgrade42lhd38diii-d30iter25kstar10nstx-u9east9

この数字の作り方

数え方 —
同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Magnetohydrodynamics、MHD、magnetohydrodynamic など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
割合 —
その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
記述 —
その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
冒頭の定義 —
用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
解説 —
では、7本の論文(うち全文3本)と2枚の図版を読ませたうえでAIが書いている
範囲 —
収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない

電磁流体力学

種別
現象
論文数
1,405 本
初出
1970–1974 年(21本)
最盛期
1980–1984 年4.06%
直近
2025–2029 年2.73%
ほかの綴り
MHD、magnetohydrodynamic
主な装置
jetasdex-upgradelhddiii-d

索引にもどる