バルーニングモード(Ballooning mode、ballooning、ballooning modes)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁気閉じ込めプラズマにおいて、圧力勾配と磁力線の悪い曲率により駆動される不安定モードで、トーラスの外側に局在する。理想MHDから運動論的効果までを含み、ベータ限界を決めるとともに周辺部ではELMの引き金となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは233本ある。比重が最も大きかったのは1980–1984年で、その期間の論文の2.26%を占めた。直近の2025–2029年では0.67%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
他の項目を重ねる
研究の変遷
1970–198428本 · 1.14%
理想MHD理論に基づく安定性解析の基盤
この時代は理想MHD理論に基づくバルーニングモードの安定性解析が中心で、トカマクの形状やプロファイル、セパラトリクス近傍での安定性が調べられた。第2安定領域の存在や運動論的補正、トロイダル回転の影響も扱われ始めた。特定の実験装置への言及はまだ少ない。
同時に語られた主題電磁流体力学、理想MHD、トロイダル回転、高エネルギー粒子、密度揺動、ビームイオン
この時代の論文から
- The second region of stability against ballooning modesNuclear Fusion 1981
- Kinetic-ballooning-mode theory in general geometryNuclear Fusion 1980
- Dependence of ideal-MHD kink and ballooning modes on plasma shape and profiles in tokamaksNuclear Fusion 1979
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Ballooning mode、ballooning、ballooning modes など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
