ジャイロ運動論(Gyrokinetic)は、核融合・プラズマ物理学の手法。磁力線の周りの高速の旋回運動を平均化し、粒子をジャイロ中心として扱うことで、乱流や輸送の長時間スケールを追跡する理論・シミュレーション手法である。イオン温度勾配駆動乱流や帯状流などを第一原理的に記述し、トカマクやヘリカル装置の性能予測に不可欠とされる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは440本ある。比重が最も大きいのは直近の2025–2029年で、その期間に発表された論文の1.55%を占める。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
Refers to gyrokinetic theory and simulations.
推移
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研究の変遷
1970–19841本 · 0.04%
線形相対論的ジャイロ運動論方程式の定式化
この時期の論文は1本のみであり、一般的な磁化プラズマにおける線形相対論的ジャイロ運動論方程式を扱っている。共起する主題や実験装置はなく、理論的基礎の形成期である。
この時代の論文から
- Linear relativistic gyrokinetic equation in general magnetically confined plasmasPlasma Physics and Controlled Fusion 1984
1985–19944本 · 0.07%
理論枠組みの多様化と高周波応用
高周波RFへの応用、低周波波動方程式のジャイロ運動論的構成、回転軸対称プラズマにおける非線形電磁方程式、有限ベータでの熱揺動が論じられた。実験装置との対応はまだ見えず、理論的拡張が中心である。
この時代の論文から
- Application of the gyrokinetic equation to high frequency RFPlasma Physics and Controlled Fusion 1985
- Gyrokinetic construction of wave equations at low frequencies in tokamaksPlasma Physics and Controlled Fusion 1994
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
