トロイダル流(Toroidal flow)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁気面に沿ってトーラスの周回方向に流れるプラズマの巨視的運動であり、分光計測により流速分布が得られる。中性粒子ビーム入射やコンパクトトーラス入射、径電場によって駆動・変調され、平衡や安定性、乱流輸送、モード結合に強く影響する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは44本ある。比重が最も大きかったのは2010–2014年で、その期間の論文の0.13%を占めた。直近の2025–2029年では0.05%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1985年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19943本 · 0.05%
トカマクMHD安定性・平衡におけるせん断トロイダル流
バルーニングモードと並んで現れ、せん断トロイダル流を持つトカマクの平衡と安定性が解析された。高ベータ・拡散状トカマクの安定性や軸対称プラズマトーラスの平衡に対する流れの効果が主題である。
同時に語られた主題バルーニングモード
この時代の論文から
- Ballooning instabilities in tokamaks with sheared toroidal flowsPlasma Physics and Controlled Fusion 1988
- Effect of sheared toroidal flow on the equilibrium of an axisymmetric plasma torusPlasma Physics and Controlled Fusion 1992
- Effect of toroidal flow on the stability of a diffuse high‐beta tokamakPhysics of Plasmas 1994
1995–20044本 · 0.04%
トロイダル流の時間発展と不安定性抑制
ガスパフと並び、非対称ガスパフが周辺トロイダル流へ与える効果やモードロッキングが流れの時間発展に与える影響が調べられた。また、高ベータトカマクのディスラプションや鋸歯状振動をトロイダル流が安定化する機構が扱われた。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文21本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
