内部輸送障壁(Internal transport barrier、ITB、internal transport)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁場閉じ込め核融合プラズマの中心部に形成され、乱流に起因する熱・粒子輸送が強く抑制される領域である。そこでは温度・密度勾配が急峻となり、エネルギー閉じ込めが大幅に改善される。負磁気シアやE×Bフローシア、有理面の存在が形成を左右する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは225本ある。比重が最も大きかったのは2000–2004年で、その期間の論文の1.53%を占めた。直近の2025–2029年では0.22%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1990年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19941本 · 0.02%
JT-60Uにおける内部輸送障壁の初期的観測
この時代の論文はわずか1本であり、JT-60Uの高ベータ・ポロイダル放電においてq=3面での内部輸送障壁とポロイダル・プラズマ回転の上昇を報告している。同時に現れる概念はTransport barrierのみであり、内部輸送障壁はまだ独立した研究対象として確立していなかったことを示している。
同時に語られた主題輸送障壁
この時代の論文から
- Internal transport barrier onq=3 surface and poloidal plasma spin up in JT-60U high-βpdischargesPHYSICAL REVIEW LETTERS 1994
1995–2004103本 · 1.04%
トカマク・ヘリカル装置における内部輸送障壁研究の隆盛
この時代は論文数が最多となり、全タイトルの1.04%を占めている。JET、DIII-D、ASDEX-Upgrade、Alcator C-Mod、LHDなどの多様な装置で研究が進み、Reversed magnetic shearやMagnetic shearとの関連が主要なテーマである。定常運転のレビューや有理磁気面によるトリガリング、不純物トロイダル回転の抑制など、物理機構と制御の両面が扱われている。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Internal transport barrier、ITB、internal transport など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
