Hモード(H-mode、H mode、h-mode plasma)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁場閉じ込めプラズマ、特にトカマクやヘリカル装置で観測される高閉じ込め運転領域である。周辺部に急峻な圧力勾配を持つ輸送障壁(ペデスタル)が形成され、エネルギー閉じ込め時間がLモードの約2倍に向上する。L-H遷移と呼ばれる遷移過程を経て実現され、核融合炉では定常運転の基盤となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは781本ある。比重が最も大きかったのは1990–1994年で、その期間の論文の1.91%を占めた。直近の2025–2029年では1.23%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1985年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
H-mode is a confinement regime; 'h-mode plasmas' is plural inflection.
推移
他の項目を重ねる
研究の変遷
1985–199480本 · 1.46%
Hモードの確立と閉じ込め機構の探求
この時代は、Hモードの発見とその閉じ込め改善機構の解明が主題であり、タイトル全体の1.46%を占めた。ASDEXでのHモード報告、トカマクにおけるモデル化、周辺局在MHDモードの安定性描像が現れ、DIII-D、JET、ASDEX-Upgradeといった装置での実験と理論が併行した。イオンサイクロトロン加熱やエネルギー閉じ込め、Lモードとの比較、外部分極によるHモード様遷移の動力学が議論されている。
同時に語られた主題イオンサイクロトロン加熱、エネルギー閉じ込め、Lモード、径方向電場、オーミック加熱、不純物
この時代の論文から
- The H-Mode of ASDEXNuclear Fusion 1989
- Model of the H-mode in tokamaksNuclear Fusion 1989
- Dynamics of H-mode-like edge transitions brought about by external polarizationNuclear Fusion 1990
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(H-mode、H mode、h-mode plasma など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
