運動量輸送(Momentum transport)は、核融合・プラズマ物理学の現象。運動量輸送は、プラズマの回転運動量が乱流や衝突によって径方向に運ばれる過程であり、トカマクやヘリカル装置における回転速度分布を決定する。この輸送は拡散項と対流項(ピンチ)及び残留応力からなり、閉じ込め改善やMHD安定性に重要な役割を果たす。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは73本ある。比重が最も大きかったのは2010–2014年で、その期間の論文の0.29%を占めた。直近の2025–2029年では0.07%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1985年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19942本 · 0.04%
トロイダル回転と結合した初期の運動量輸送研究
この時期のコーパスでは、1987年のToroidal rotation and momentum transportと1991年のCharacterization of the angular momentum transport in ASDEXの2本のみが該当し、全タイトルに占める割合は0.04%と僅かである。いずれもトロイダル回転または角運動量輸送を扱い、asdex-upgradeにおける輸送特性の評価をおこなっている。
同時に語られた主題トロイダル回転
この時代の論文から
- Toroidal rotation and momentum transportPlasma Physics and Controlled Fusion 1987
- Characterization of the angular momentum transport in ASDEXPlasma Physics and Controlled Fusion 1991
1995–20044本 · 0.04%
多様なプラズマ配位での運動量輸送研究
論文は4本で割合は0.04%にとどまるが、Alcator C-Modの無運動量入力プラズマにおける異常運動量輸送(2004年のObservations of anomalous momentum transport in Alcator C-Mod plasmas with no momentum inputなど)、磁気島近傍の輸送、逆転磁場ピンチプラズマでの運動量輸送と流れの減衰といった多様な対象が現れる。トロイダル回転に加えて、Reversed field pinchやPinch plasma、Magnetic islandsといった概念と併せて論じられている。
同時に語られた主題
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文54本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
