ビームイオン(Beam ion)は、核融合・プラズマ物理学の現象。中性粒子ビーム入射(NBI)によって生成される高エネルギーイオンであり、プラズマ加熱や電流駆動を担う。一方でアルヴェン固有モードやフィッシュボーンなどの不安定性を励起し、MHD活動や乱流、電荷交換、リップルによって損失するため、その閉じ込めが重要となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは61本ある。比重が最も大きかったのは1995–1999年で、その期間の論文の0.23%を占めた。直近の2025–2029年では0.02%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
波動励起とMHD安定性への登場
この時代では、ビームイオンはイオンバーンスタイン波の励起やMHDバルーニングモードへの影響という形で現れる。トカマクにおける高温ビームイオンの効果が理論的に調べられた。
同時に語られた主題電磁流体力学、イオンバーンスタイン波、バーンスタイン波、バルーニングモード
この時代の論文から
- Ion Bernstein waves excited by an energeticion beam ion a plasmaNuclear Fusion 1976
- Influence of hot beam ions on MHD ballooning modes in tokamaksNuclear Fusion 1984
1985–19948本 · 0.15%
損失と計測の時代
トロイダルアルフヴェン固有モードやフィッシュボーン不安定性に伴うビームイオン損失が観測され、JETでは鋸歯状振動と核融合生成トリトンとの関連が調べられた。PDXでは電荷交換計測による熱化過程の測定が行われた。
同時に語られた主題
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文42本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
