イオン輸送(Ion transport)は、核融合・プラズマ物理学の現象。プラズマ中のイオンが磁気面を横切って移動する現象で、衝突、乱流、アルフヴェン固有モードや鋸歯状振動などのMHD不安定性、新古典的効果などによって駆動される。トカマクやヘリカル装置の閉じ込め性能、不純物蓄積、高速イオン損失を左右する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは113本ある。比重が最も大きかったのは1985–1989年で、その期間の論文の0.36%を占めた。直近の2025–2029年では0.17%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19841本 · 0.04%
PLTにおける不純物イオン輸送の初期観測
この時代の論文は、PLTトカマクでの不純物イオン輸送を中性粒子入射と関連づけて扱う唯一のものである。主題はまだごく初期の段階にあり、実験観測の報告として位置づけられる。
この時代の論文から
1985–199415本 · 0.27%
新古典輸送と鋸歯状振動によるイオン輸送の解明
ASDEXのH遷移における新古典イオン輸送効果、TFRやJETでの鋸歯状振動と高速イオン輸送の関係が実験・理論・モンテカルロモデリングによって調べられた。不純物、周辺プラズマ、中性粒子入射と並んで論じられ、ASDEX-UpgradeやJT-60SAといった装置が登場する。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文78本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
