周辺プラズマ(Edge plasma、edge plasmas)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁場閉じ込め核融合装置において、高温核心プラズマと第一壁・ダイバータとの間に形成される境界層である。密度・温度勾配が最も急峻で、乱流輸送、周辺局在モード、放射損失などの現象が集中し、全体の閉じ込め性能と熱・粒子制御を左右する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは333本ある。比重が最も大きかったのは1990–1994年で、その期間の論文の1.02%を占めた。直近の2025–2029年では0.44%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
周辺プラズマ研究の黎明
この時期の周辺プラズマ研究は全タイトル中の0.08%と極めて小さく、2件のみである。1984年の論文では、MARFEとトカマク周辺プラズマの乱流の時空間統計が扱われ、現象の同定と測定が中心であった。
この時代の論文から
- Marfe: an edge plasma phenomenonNuclear Fusion 1984
- Space/time statistics of the turbulence in a tokamak edge plasmaNuclear Fusion 1984
1985–199442本 · 0.77%
トカマク周辺プラズマの実験的探求
この時期には42件(0.77%)に増加し、リチウムビーム計測や中性粒子入射、反転磁場ピンチなどと関連して論じられた。asdex-upgrade、tftr、textor、jetなどの装置での実験が中心で、熱的不安定性、ポロイダル非対称性、周辺乱流と粒子輸送のスケーリングなどが調べられた。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Edge plasma、edge plasmas など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
