電子サイクロトロン放射(Electron cyclotron emission、ECE、cyclotron emission)は、核融合・プラズマ物理学の計測。磁場中を旋回する電子がサイクロトロン周波数とその高調波で放出する電磁放射である。トカマク等では、光学的に厚い第2高調波の放射温度が局所電子温度に等しいことから、電子温度分布や揺動、MHDモードの検出に使われる。非熱的電子による放射は高速電子成分の情報も与える。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは239本ある。比重が最も大きかったのは1985–1989年で、その期間の論文の0.71%を占めた。直近の2025–2029年では0.47%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19848本 · 0.32%
電子温度診断としての確立期
この時期のコーパス全体に占める割合は0.32%で、プラズマ診断と並んで現れた。asdex-upgradeやT-10トカマク、Alcatorトカマクでの電子サイクロトロン放出の測定と吸収の解析が中心であり、ミラー磁場装置でのウィスラーモードを用いた温度診断の提案も見られる。
同時に語られた主題プラズマ診断
この時代の論文から
- Electron cyclotron emission and absorption in fusion plasmasNuclear Fusion 1983
- Electron cyclotron emission in Alcator tokamakNuclear Fusion 1977
- Whistler-mode electron cyclotron emission as an electron temperature diagnostic for magnetic mirror devicesNuclear Fusion 1983
- Analysis of electron cyclotron emission from non-thermal discharges in ASDEX tokamakNuclear Fusion 1984
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Electron cyclotron emission、ECE、cyclotron emission など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
