球状トカマク(Spherical tokamak、spherical tokamaks)は、核融合・プラズマ物理学の装置。アスペクト比(主半径と副半径の比)が1.1〜2程度と小さいトカマクで、プラズマが球状に近い形状を持つ。中心ソレノイドの容積が限られる一方、高いベータ値と自然な伸長を得やすく、コンパクトな核融合炉や中性子源として注目されている。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは351本ある。比重が最も大きいのは直近の2025–2029年で、その期間に発表された論文の1.09%を占める。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1990年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19942本 · 0.04%
球状トカマクの概念確立と初期進展
この時代の論文はわずか2本であり、球状トカマクの概念的な特徴と実験の進捗を報告している。1992年の論文は「自然伸長」を扱い、1994年の論文は球状トカマク全体の進展を総括しており、装置名としてはまだ特定のマシンは登場しない。
この時代の論文から
- 'Natural elongation' of spherical tokamaksNuclear Fusion 1992
- Progress on spherical tokamaksPlasma Physics and Controlled Fusion 1994
1995–200457本 · 0.58%
MASTによる装置的確立と統合研究
球状トカマクはMAST装置を中心に実験的・理論的に発展し、磁気リコネクション、定常運転、中性粒子ビーム、Hモード、 energetic particle などと併せて議論された。代表的な論文として、Culhamの球状トカマク計画やSTARTでの中性粒子ビーム加熱、TS-3でのリコネクション加熱実験における高ベータ特性が挙げられる。また、統合プラズマモデリングによる発電炉設計も現れ始めた。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Spherical tokamak、spherical tokamaks など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
