ブートストラップ電流(Bootstrap current、bootstrap)は、核融合・プラズマ物理学の現象。トーラスプラズマにおいて、捕獲粒子と非捕獲粒子の磁力線方向の運動量バランスから圧力勾配に比例して自発的に流れる電流。定常トカマクや高ベータプラズマでは電流駆動の主要な担い手となる一方、新古典テアリングモードなどの不安定性にも関わる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは111本ある。比重が最も大きかったのは1970–1974年で、その期間の論文の0.54%を占めた。直近の2025–2029年では0.07%。
推移
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研究の変遷
1970–19843本 · 0.12%
トカマクとステラレータにおける理論的端緒
ブートストラップ電流はトカマクの中性粒子入射加熱やステラレータの平衡問題として、存在可能性とエネルギー収支が論じられた。この時代の3本はすべて理論的枠組みに属し、後の輸送・電流駆動研究の基礎を形成した。
この時代の論文から
- Bootstrap current in Tokamaks with neutral injectionNuclear Fusion 1973
- Bootstrap equilibria in tokamaks with neutral injection, including the energy balanceNuclear Fusion 1973
- On the existence of a bootstrap current in a stellaratorNuclear Fusion 1972
1985–199421本 · 0.38%
定常運転と電流駆動の接続
定常状態や電流駆動という主題とともに現れ、TEXTOR、LHD、JT-60SA、JET、ASDEX-Upgradeといった装置に関連する研究が見られる。定常トカマク炉の設計やJT-60の中性粒子入射時の観測、LHDの3次元MHD平衡などが代表的な話題である。
同時に語られた主題定常状態、
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Bootstrap current、bootstrap など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文74本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
