MHD不安定性(MHD instabilities)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁場閉じ込めプラズマでは、圧力勾配や電流密度勾配、高速粒子などの自由エネルギーにより、プラズマが巨視的な構造変化を起こすことがあり、これを総称してMHD不安定性と呼ぶ。核融合実験装置ではβ値の限界や閉じ込め劣化、ディスラプションの原因となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは70本ある。比重が最も大きかったのは1970–1974年で、その期間の論文の0.18%を占めた。直近の2025–2029年では0.12%。
推移
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研究の変遷
1970–19843本 · 0.12%
基礎定式化とトカマク観測の時代
この時代の論文はMHD不安定性を初期値・境界値問題として定式化し、トカマクにおける軸対称MHD不安定性のフィードバック安定化やシネ観測を扱っている。Magnetohydrodynamicsとの共起が中心で、理論と実験の双方から基礎を築く段階である。
同時に語られた主題電磁流体力学、フィードバック安定化
この時代の論文から
- MHD instabilities as an initial boundary-value problemNuclear Fusion 1974
- Feedback stabilization of axisymmetric MHD instabilities in tokamaksNuclear Fusion 1978
- Cine observations of MHD instabilities in a TokamakPlasma Physics and Controlled Fusion 1984
1985–19946本 · 0.11%
ヘリカル系と理想MHDモードの時代
ヘリオトロン/トーサトロンやPBX等の装置で、理想MHDモードによるベータ限界、磁気軸シフト、プラズマ圧痕と中性粒子入射の向きの影響が調べられた。運動論的MHDの変分形式も現れ、Ideal MHDや中性粒子入射との共起が特徴的である。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文64本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
