タングステンダイバータ(Tungsten divertor)は、核融合・プラズマ物理学の装置。核融合装置のダイバータをタングステンで製作したプラズマ対向機器。高い熱流束と粒子排出を受け持ち、タングステンの高融点と低スパッタ能によりプラズマ不純物を抑える。一方、コアへ侵入したタングステンは放射損失を増大させるため、その発生・輸送の制御が運転上の鍵となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは71本ある。比重が最も大きかったのは2015–2019年で、その期間の論文の0.26%を占めた。直近の2025–2029年では0.12%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1995年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1995–20043本 · 0.03%
ASDEX Upgradeにおける初期実験
この時代はASDEX Upgradeでのタングステンダイバータ実験が中心であり、昇華プローブによる保持測定や放射線学的危険性評価が行われた。関連語はTungstenのみであり、概念が単独で現れる初期段階にあった。
同時に語られた主題タングステン
この時代の論文から
- The tungsten divertor experiment at ASDEX UpgradePlasma Physics and Controlled Fusion 1996
- Determination of the tungsten divertor retention at ASDEX Upgrade using a sublimation probePlasma Physics and Controlled Fusion 2002
- Assessment of radiological hazards of tungsten divertorsFusion Engineering and Design 1995
2005–201416本 · 0.10%
ITER・JETでの設計と統合研究
この時代はITER、JET、ASDEX Upgradeを対象に、プラズマ壁相互作用、水素同位体蓄積、EMC3-EIRENEシミュレーション、電磁解析による設計最適化などが進められた。ITER-like wallやH-mode、ELMといった周辺概念とともに現れ、実機統合の段階に入った。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文35本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
