ダイバータ剥離(Divertor detachment、detachment)は、核融合・プラズマ物理学の現象。ダイバータ前面のプラズマが低温・高密度化し、体積再結合や不純物放射による運動量・パワー損失によって靶板への粒子・熱流束が著しく低減した状態を指す。核融合炉のダイバータ熱負荷軽減に不可欠であり、部分剥離から完全剥離まで段階的に進行する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは187本ある。比重が最も大きいのは直近の2025–2029年で、その期間に発表された論文の0.94%を占める。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19841本 · 0.04%
光脱離計測の先駆
この時代の唯一の論文は、photodetachment法によるプラズマ中のH−密度測定を報告している。ダイバータ剥離そのものではなく、その後の剥離研究に必要な計測技術の基礎を築いた。
この時代の論文から
- Measurement of H−density in plasma by photodetachmentReview of Scientific Instruments 1979
1985–19943本 · 0.05%
剥離モデルと計測の融合
この時代は、photodetachmentによるH−速度測定(1989年)と、perturbed plasma potentialの応答(1994年)が続く一方、limiterトカマクでimpurity radiationによる非線形現象としてのdetachmentのモデリング(1994年)が登場した。Plasma potential、Limiter、Impurity、Hydrogen plasmaといった語と共に現れ、非線形ダイナミクスと計測の両面から剥離に迫る過渡期である。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Divertor detachment、detachment など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
