慣性核融合(Inertial confinement fusion、ICF、inertial fusion)は、核融合・プラズマ物理学の手法。燃料を球状に爆縮して超高密度・超高温状態にし、慣性によって閉じ込めたまま核融合反応を起こす方式。ドライバーにはレーザーや重イオンビームなどが用いられ、爆縮対称性や流体不安定性の制御が点火・高利得の鍵となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは828本ある。比重が最も大きかったのは1995–1999年で、その期間の論文の2.08%を占めた。直近の2025–2029年では1.80%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–198414本 · 0.57%
標的設計と重イオンビーム駆動の初期探究
この時期の論文は慣性核融合の標的設計と駆動方式に集中しており、専門誌における割合は0.57%と小規模である。Fusion targetやTritium、Deuterium-tritiumと共に論じられ、重イオンビーム駆動や荷電粒子ビームによる高利得・低強度標的が検討された。代表例として1983年の重イオンビーム炉心標的の爆縮・点火・燃焼のシミュレーションや1981年の高利得低強度標的がある。
同時に語られた主題トリチウム、核融合ターゲット、点火、重水素-トリチウム、重水素
この時代の論文から
- Parameter space for magnetized fuel targets in inertial confinement fusionNuclear Fusion 1983
- Numerical simulation and theoretical analysis of implosion, ignition and burn of heavy-ion-beam reactor-size ICF targetsNuclear Fusion 1983
- High-gain, low-intensity ICF targets for a charged-particle beam fusion driverNuclear Fusion 1981
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Inertial confinement fusion、ICF、inertial fusion など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文120本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
