冷却材喪失事故(Loss-of-coolant accident、LOCA、loss of coolant accident)は、核融合・プラズマ物理学の工学。冷却材が冷却配管の破断等により真空容器内あるいは外部へ流出し、炉心構造物の過熱や圧力上昇、放射性粉塵の再浮遊を引き起こす設計基準事故である。水冷却炉では蒸気・水素生成、ヘリウム冷却炉では高マッハ噴流を伴い、閉じ込めバリア健全性の観点から安全評価が行われる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは64本ある。比重が最も大きかったのは2020–2024年で、その期間の論文の0.24%を占めた。直近の2025–2029年では0.20%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1990年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19942本 · 0.04%
ITER安全設計におけるLOCA解析の開始
この時期の論文はすべてITERに関連し、総冷却材喪失事故後の過熱過渡解析やNET/ITER安全設計ガイダンスのためのLOCA、LOFA、LOVA解析が行われている。件数は少なく、事故影響評価の初期段階を示している。
この時代の論文から
- Afterheat transient in ITER after a total loss of coolant accidentFusion Engineering and Design 1991
- LOCA, LOFA and LOVA analyses pertaining to NET/ITER safety design guidanceFusion Engineering and Design 1991
1995–20047本 · 0.07%
事故影響評価の詳細化とITERへの適用拡大
高温黒鉛と蒸気の反応実験、可燃性混合気生成の三次元多体積解析、破断位置の影響評価、多分散粒子輸送モデリングなど、LOCA影響を詳細に評価する研究が現れた。Pebble bedやIn-vessel componentsと関連付けられ、引き続きITERを対象とした解析が中心である。
この時代の論文から
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Loss-of-coolant accident、LOCA、loss of coolant accident など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文12本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
