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ダスト音波

Dust acoustic waves

ダスト音波(Dust acoustic waves、dust acoustic、dust-acoustic waves)は、核融合・プラズマ物理学の現象。帯電した微粒子(ダスト)と電子・イオンからなるダストプラズマ中を伝わる低周波の波動モードであり、ダスト粒子の慣性と電子・イオンの圧力が復元力として働く。実験では非線形波や衝撃波、音響渦などの励起が観測され、構造形成や異常現象の理解に重要である。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは148本ある。比重が最も大きかったのは2005–2009年で、その期間の論文の0.52%を占めた。直近の2025–2029年では0.19%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1995年以降で、それ以前の収録論文には現れない。

目次

  1. 1推移
  2. 2研究の変遷
  3. 3この数字の作り方

推移

0.00.30.6ダスト音波197019801990200020102020%
図1 — ダスト音波が、5年ごとにその期間の全論文に占めた割合。コーパスは2010年代が1970年代の9倍あるため、件数のままでは何もかもが増加して見える

研究の変遷

1995–200428本 · 0.28%

線形・非線形不安定性の理論的基盤

この時代の論文はダスト音波の線形および非線形特性を扱い、特に誘導性ガス放電プラズマや不均一複合プラズマにおける不安定性を解析していた。ダスティプラズマ、ダスト電荷、音響モード、放電プラズマなどと共に論じられ、実験よりも理論的考察が中心であった。

同時に語られた主題ダストプラズマ、音響モード、ダスト帯電、放電プラズマ、磁化ダストプラズマ、表面波

この時代の論文から

  • [1]A note on dust-acoustic instability in an inductive gas discharge plasmaPlasma Physics and Controlled Fusion 2003
  • [2]Dust-acoustic instability in inhomogeneous complex plasmasPhysics of Plasmas 2003
  • [3]Dust-acoustic wave instability at the diffuse edge of radio frequency inductive low-pressure gas discharge plasmaPhysics of Plasmas 2003
  • [4]Nonstationary nonlinear dust-acoustic waves in unmagnetized plasmaPhysics of Plasmas 2003

2005–201462本 · 0.40%

衝撃波・孤立波・量子効果への拡張

研究対象は衝撃波、音響ソリトン、変調不安定性、量子プラズマ中のダスト音波へと広がり、非線形構造の多様性が探求された。ダスティプラズマ、磁化ダスティプラズマ、ダスト電荷などと密接に関連づけられ、『ダスティプラズマにおける非線形ダスト音波・衝撃波・構造の実験』のような実験的報告も現れた。

同時に語られた主題ダストプラズマ、衝撃波、磁化ダストプラズマ、ダスト帯電、音響ソリトン、変調不安定性

この時代の論文から

  • [1]Dusty plasmas: experiments on nonlinear dust acoustic waves, shocks and structuresPlasma Physics and Controlled Fusion 2012
  • [2]Dust-acoustic soliton in dust-electron plasmas induced by ultraviolet irradiationPhysics of Plasmas 2005
  • [3]Dust acoustic waves in quantum plasmasPhysics of Plasmas 2005
  • [4]Nonlinearly coupled whistlers and dust-acoustic perturbations in dusty plasmasPhysics of Plasmas 2005

2015–202658本 · 0.23%

ログ波・強結合系・非平面伝播への進展

この時代の論文はダスト音波の変調不安定性とログ波、強結合非熱的ダスティプラズマ中の非平面変調波動など、より複雑な非線形現象に焦点を当てた。ダスティプラズマ、衝撃波、音響ソリトン、ランダウ減衰と共に論じられ、自励励起や有限粒子サイズの効果も扱われた。

同時に語られた主題ダストプラズマ、衝撃波、磁化ダストプラズマ、音響ソリトン、ダスト帯電、表面波

この時代の論文から

  • [1]Spontaneous excitations of low amplitude hole filaments, acoustic vortices, and rogue wave events in weakly disordered dust acoustic wavesPlasma Physics and Controlled Fusion 2017
  • [2]Dust-acoustic waves modulational instability and rogue waves in a polarized dusty plasmaPhysics of Plasmas 2015
  • [3]Self-excited dust-acoustic waves in an electron-depleted nanodusty plasmaPhysics of Plasmas 2015
  • [4]Ion acoustic and dust acoustic waves at finite size of plasma particlesPhysics of Plasmas 2015

この数字の作り方

数え方 —
同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Dust acoustic waves、dust acoustic、dust-acoustic waves など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
割合 —
その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
記述 —
その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
冒頭の定義 —
用語そのものの説明だけは、論文4本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
範囲 —
収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない

ダスト音波

種別
現象
論文数
148 本
初出
1995–1999 年(11本)
最盛期
2005–2009 年0.52%
直近
2025–2029 年0.19%
ほかの綴り
dust acoustic、dust-acoustic waves

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