トリチウム増殖(Tritium breeding)は、核融合・プラズマ物理学の手法。核融合炉のブランケット内で、燃料として消費するトリチウムを中性子とリチウムの核反応によって生成する手法である。D-T反応で生じる中性子を利用し、6Li(n,α)Tや7Li(n,n'α)T反応によりトリチウムを増やす。燃料自給の鍵であり、増殖比(TBR)が1以上であることが炉設計の条件となる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは60本ある。比重が最も大きかったのは1985–1989年で、その期間の論文の0.32%を占めた。直近の2025–2029年では0.27%。
推移
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研究の変遷
1970–19841本 · 0.04%
核データ感度解析の端緒
核データの不確かさが融合炉ブランケットのトリチウム増殖率へ及ぼす影響を感度解析した論文が1本存在する。共存する主題はトリチウムのみで、この時代のコーパスではごく初期の検討として位置づけられる。
同時に語られた主題トリチウム
1985–19949本 · 0.16%
多様な増殖手法と実験の展開
トリチウムに加えてリチウムや増殖ブランケットと共に現れ、D-D反応の利用、Pb-Li球状ブランケット、液体Pb-17Liの照射試験、He-3ブランケットなど多様な増殖手段が検討されている。実験測定と設計との組み合わせが進んだ時代である。
同時に語られた主題トリチウム、リチウム、増殖ブランケット、ヘリウム、重水素
この時代の論文から
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文20本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
