イオン音響ソリトン(Ion-acoustic soliton、ion-acoustic solitons)は、核融合・プラズマ物理学の現象。これは、プラズマ中のイオン音波が非線形効果と分散効果の釣り合いにより波形を保ったまま伝搬する孤立波である。通常はKdV方程式で記述され、局在した密度の山として現れる。電子の非熱的分布や多成分イオンなどプラズマ組成により性質が変化する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは46本ある。比重が最も大きかったのは2005–2009年で、その期間の論文の0.15%を占めた。直近の2025–2029年では0.07%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1985年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19945本 · 0.09%
多成分・非静定プラズマへの広がり
この時期はイオン音響波・音響ソリトンと並んで論じられ、多成分プラズマや非静定プラズマ、負イオン、磁化プラズマ、タウンゼント放電プラズマといった多様なプラズマ環境での伝搬が調べられた。代表的な論文として、多成分プラズマにおける理論モデル比較(1985)、非静定プラズマ中の伝搬(1986)、タウンゼント放電プラズマ中の伝搬(1992)があり、イオン温度や電子の非等温性の効果が扱われた。ただしタイトル数は5本で、コーパス全体に占める割合は0.09%にとどまる。
同時に語られた主題イオン音波、音響ソリトン、負イオン、磁化プラズマ、放電プラズマ
この時代の論文から
- Ion-acoustic solitons in a multi component plasma: comparison of different theoretical modelsPlasma Physics and Controlled Fusion 1985
- Propagation of ion-acoustic solitons in a non-quiescent plasmaPlasma Physics and Controlled Fusion 1986
- Effect of ionic temperature on ion-acoustic solitons in a two-ion warm plasma consisting of negative ions and non-isothermal electrons
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Ion-acoustic soliton、ion-acoustic solitons など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文7本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
