超熱電子(Superthermal electrons)は、核融合・プラズマ物理学の現象。熱平衡から外れた高エネルギー電子群であり、速度分布関数の尾部に非マクスウェル的な超過成分として現れる。核融合プラズマの追加加熱や波動粒子相互作用、レーザー生成プラズマ中で生じ、波動の分散特性や輸送、MHD安定性に顕著な影響を与える。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは47本ある。比重が最も大きかったのは1975–1979年で、その期間の論文の0.24%を占めた。直近の2025–2029年では0.02%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
実験装置における初期観測
DIVAトカマクのスクレイプオフ層における超熱電子の挙動が調べられ、レーザー生成プラズマ中での温度と割合の推定も行われた。この時期の2編はスクレイプオフ層とレーザー生成プラズマという個別の実験的文脈に限定されている。
同時に語られた主題スクレイプオフ層、レーザー生成プラズマ
この時代の論文から
- Behaviour of superthermal electrons in the scrape-off layer of DIVANuclear Fusion 1978
- Estimation of temperature and fraction of superthermal electrons in laser‐produced plasmasReview of Scientific Instruments 1979
1985–19942本 · 0.04%
診断法と波動生成機構
サイクロトロン放射を用いた超熱電子の診断と、低域混成波帯の波との相互作用による生成が研究された。2編とも波と粒子の相互作用に焦点を当てており、以後の理論的展開の基礎となった。
この時代の論文から
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文12本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
