負イオン源(Negative ion source)は、核融合・プラズマ物理学の装置。中性粒子入射(NBI)加熱・電流駆動のために水素や重水素の負イオンを生成・引き出し、高電圧で加速する装置である。セシウム蒸着による低仕事関数表面での表面生成と、磁気フィルタによる電子温度・共引き出し電子の抑制が動作の要となる。ITER級では大型RF源が開発されている。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは136本ある。比重が最も大きかったのは2020–2024年で、その期間の論文の0.42%を占めた。直近の2025–2029年では0.37%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1990年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19941本 · 0.02%
負イオン源研究の初期応用
この時代の論文は、シートプラズマを利用した大面積負イオン源の特性に焦点を当てており、負イオン生成の基礎的な理解を目指している。同時期の関連語はNegative ionのみであり、装置や具体的な応用はまだ限定されている。代表的な論文としては、1990年の「Characteristics of a sheet plasma and its application to a large extraction area negative ion source」がある。
同時に語られた主題負イオン
この時代の論文から
- Characteristics of a sheet plasma and its application to a large extraction area negative ion sourceReview of Scientific Instruments 1990
1995–20049本 · 0.09%
中性粒子入射装置への展開
この時代には、負イオン源が中性粒子入射(Neutral beam)やITER中性粒子入射(ITER neutral beam)と関連付けられ、高電流・高エネルギー化が進められた。JT-60UやITERといった大型装置向けの開発が中心となり、MeV級中性粒子入射用の加速器開発も扱われている。代表的な論文として、2003年の「Development of high performance negative ion sources and accelerators for MeV class neutral beam injectors」や2001年の「Progress in the development of a large RF negative ion source for fusion」が挙げられる。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文39本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
