電荷交換再結合(Charge exchange recombination、exchange recombination)は、核融合・プラズマ物理学の現象。核融合プラズマ中で、高速中性ビームから電子を捕獲した多価イオンが励起状態から脱励起する際に光を放出する過程である。この放出光を分光するCXRSは、イオン温度・回転・不純物密度や動径電場の計測に用いられ、プラズマ輸送研究の主要な診断法となっている。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは43本ある。比重が最も大きかったのは1985–1989年で、その期間の論文の0.24%を占めた。直近の2025–2029年では0.12%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1985年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
他の項目を重ねる
研究の変遷
1985–19949本 · 0.16%
トカマク計測手法としての成立
この時代の論文は、TFTR、JET、DIII-D、PBXなどのトカマクにおいて、中性粒子ビーム加熱下のCharge exchange recombination spectroscopyを用いてイオン温度、プラズマ回転、低Z不純物密度と輸送を測定している。同時に挙がる概念はCharge Exchange Recombination Spectroscopy、Plasma rotation、Neutral beam injectionなどであり、検出器較正やニューラルネットワークによる解析も現れる。代表的なものとしては、TFTRにおける炭素濃度や鉄輸送の測定、JETにおける低Zイオン温度と密度の導出が挙げられる。
同時に語られた主題電荷交換再結合分光法、プラズマ回転、プラズマ診断、中性粒子入射、中性ビーム、ニューラルネットワーク
この時代の論文から
- Charge exchange recombination spectroscopy measurements in the extreme ultraviolet region of central carbon concentrations during high power neutral beam heating in TFTRNuclear Fusion 1990
- Measurement of iron transport in the TFTR tokamak by charge exchange recombination spectroscopyNuclear Fusion 1991
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Charge exchange recombination、exchange recombination など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文20本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
