硬X線(Hard X-ray、HXR)は、核融合・プラズマ物理学の現象。高エネルギー電子が背景プラズマや壁との衝突で放つ制動放射であり、トカマクでは runaway 電子や suprathermal 電子の空間・エネルギー分布を診断するための計測手段である。プラズマフォーカスやレーザー駆動プラズマでは、強力なパルスX線源としても機能する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは56本ある。比重が最も大きかったのは2020–2024年で、その期間の論文の0.22%を占めた。直近の2025–2029年では0.10%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
Often measured as a diagnostic.
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
レーザー核融合診断用分光器の登場
硬X線はレーザー核融合実験の診断手段として現れ、低バックグラウンド硬X線分光器(APACHE)やLaué回折分光器が開発された。同時に見られる主題はレーザー核融合とプラズマ診断であり、10.6μmレーザー融合実験のX線計測が中心である。
この時代の論文から
- APACHE: A low‐background hard x‐ray spectrometer for 10.6‐μm laser fusion experimentsReview of Scientific Instruments 1982
- Laué diffraction hard x‐ray spectrometer for laser fusion diagnosticsReview of Scientific Instruments 1983
1985–19944本 · 0.07%
トカマク電流駆動と高速電子輸送の診断
TFTRやPBX-M、TRIAM-1Mなどのトカマクで、定常状態電流駆動時の硬X線放射の動径分布やペレット入射時の中性子・硬X線計測が行われ、高速電子の拡散係数上限の計算もなされた。ICF向けの連続結晶分光器も開発され、慣性核融合とトカマクの両方で硬X線診断が展開した。同時に見られる主題は定常状態、プラズマ診断、慣性核融合、電流駆動である。
同時に語られた主題
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Hard X-ray、HXR など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文20本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
