アルゴン(Argon)は、核融合・プラズマ物理学の材料。不活性ガスであり、核融合プラズマでは放射損失の増大によるダイバータ保護や、不純物輸送・閉じ込めへの影響の研究を目的として微量注入される。また、放電ガスやレーザー生成プラズマの媒質としても広く使われ、スペクトル診断の対象ともなる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは205本ある。比重が最も大きかったのは2015–2019年で、その期間の論文の0.52%を占めた。直近の2025–2029年では0.44%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
基礎物性とホローカソード放電の初期研究
この時期はアルゴンプラズマの基礎物性と放電特性に焦点が置かれ,Elenbaas-Heller問題やドップラー分光によるホローカソード放電のプラズマ回転・粒子温度の測定が行われた。共出現はプラズマ回転とホローカソードのみで,装置名は現れない。
この時代の論文から
- Two-temperature Elenbaas-Heller problem with argon plasmaPlasma Physics and Controlled Fusion 1984
- Plasma rotation and particle temperatures in a hollow cathode argon discharge from Doppler spectroscopic measurementsPlasma Physics and Controlled Fusion 1984
1985–19946本 · 0.11%
分光計測とトカマク適用の始まり
アルゴンのイオン温度・速度のレーザー誘起蛍光測定,アークプラズマのトムソン散乱,非平衡プラズマジェットの数値シミュレーションなどが行われた。また,Alcator CトカマクでHe様アルゴンの線比から電子温度を測定するなど核融合装置への応用が始まった。
同時に語られた主題、
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文44本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
