弱電離プラズマ(Weakly ionized plasma、weakly ionized)は、核融合・プラズマ物理学の現象。電離度が低く、電子と中性粒子の衝突がクーロン衝突よりも支配的なプラズマ状態である。グロー放電や直流放電などの低温プラズマ、前駆電離プラズマ、航空航天機周辺のプラズマなど広範な場面で見られ、電子エネルギー分布の非平衡性や中性粒子との衝突を介した波動・不安定性の変化など、完全電離プラズマとは異なる特性を持つものである。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは69本ある。比重が最も大きかったのは1995–1999年で、その期間の論文の0.20%を占めた。直近の2025–2029年では0.12%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
初期の理論と電子ビーム注入
この時代は、交流電場下の電子エネルギーや電子ビーム注入による放電閾値といった、弱電離プラズマの基礎的性質を扱う論文が2件あった。同時に出現したのは中性粒子ビーム入射と電子ビームであり、プラズマの生成・加熱との関連で議論されていた。
この時代の論文から
- Electron energies of weakly ionized plasmas under alternating electric fieldsPlasma Physics and Controlled Fusion 1984
- Discharge threshold with electron beam injection in a weakly ionized plasmaPlasma Physics and Controlled Fusion 1984
1985–19945本 · 0.09%
電流駆動と磁化プラズマ中の不安定性
この時代は、弱電離プラズマにおける高周波電流駆動や水素プラズマ中の少数イオン濃度の実験的測定、磁化された電流輸送プラズマでの低周波不安定性が2編にわたって報告された。また、共鳴多光子イオン化を用いた診断法も現れ、プラズマの制御と計測の両面が進展した。
同時に語られた主題、
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Weakly ionized plasma、weakly ionized など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文10本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
