電子加熱(Electron heating)は、核融合・プラズマ物理学の現象。プラズマ中の電子が波動や電磁場からのエネルギー吸収によって温度を上昇させる過程であり、トカマクやヘリカルなどの核融合実験装置では電子サイクロトロン共鳴加熱や低域混成波加熱などによって生じる。イオン加熱と異なり、粒子輸送や熱輸送、閉じ込め性能に特有の影響を与える点で重要である。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは74本ある。比重が最も大きかったのは1985–1989年で、その期間の論文の0.28%を占めた。直近の2025–2029年では0.15%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
波動加熱と境界プラズマ加熱の初期観測
この時期の電子加熱は、lower hybrid波や磁気揺動、parametric instabilitiesと結びついた形で現れ、JFT-2など限られた装置での報告に留まる。題目に占める割合は0.08%とごく小さく、境界プラズマ加熱や波動による電子加熱として個別に論じられている。
同時に語られた主題パラメトリック不安定性、磁気揺動、低域混成波
この時代の論文から
1985–19948本 · 0.15%
ICRF加熱と結合した電子加熱の展開
電子加熱はイオンサイクロトロン加熱・共鳴やlower hybrid波など高周波加熱と並んで論じられ、JETでのイオンサイクロトロン共鳴加熱中の電子加熱や、HIEI、WIIA-stellaratorでの波動散乱・乱流加熱が報告される。モデル化も登場し、直接電子加熱分布の計算が試みられた。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文44本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
