モード変換(Mode conversion)は、核融合・プラズマ物理学の現象。密度・磁場の不均一により波動の伝搬特性が変わる領域で、入射波が別の分散関係をもつ波動モードへ変換される過程である。イオンサイクロトロン帯の高速波からイオンバーンスタイン波への変換や、O-X-B変換による電子バーンスタイン波励起が代表的であり、プラズマ加熱や電流駆動に利用される。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは85本ある。比重が最も大きかったのは2005–2009年で、その期間の論文の0.27%を占めた。直近の2025–2029年では0.05%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19843本 · 0.12%
高周波加熱における初期モード変換研究
この時代は3件のみで、全タイトルに占める割合は0.12%と低い。論文はイオンサイクロトロン周波数や低域混成波加熱に関連し、局所吸収の効果やウィスコンシン八重極装置での実験を扱っている。モード変換は主にRF加熱の一過程として論じられ、低域混成波との共起が1件見られる。
同時に語られた主題低域混成波
この時代の論文から
- The theory of mode conversion and wave damping near the ion cyclotron frequencyNuclear Fusion 1983
- The effects of localized absorption on the mode conversion process in the RF heating of plasmasNuclear Fusion 1980
- Lower hybrid heating associated with mode conversion on the Wisconsin octupoleNuclear Fusion 1979
1985–199411本 · 0.20%
トカマクにおけるアルヴェン波・ICRFモード変換の展開
割合は0.2%に増加し、アルヴェン波(4件)、イオンサイクロトロン加熱(3件)と強く共起する。トカマクでのトーショナル・アルヴェン波励起、イオン-イオン混成共鳴、O-X-B方式によるECRH、高速イオン加熱など、多様なモード変換過程が解析的に研究された。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文50本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
