渦電流(Eddy current、eddy currents)は、核融合・プラズマ物理学の現象。プラズマを取り巻く導体構造物に磁束の時間変化によって誘起される電流であり、真空容器や受動構造体を流れる。プラズマの位置・形状制御や壁安定化、熱負荷評価に強く影響し、核融合装置の設計・運転にはその三次元的な分布の正確な評価が不可欠である。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは51本ある。比重が最も大きかったのは2020–2024年で、その期間の論文の0.16%を占めた。直近の2025–2029年では0.10%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1985年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19945本 · 0.09%
構造解析と平衡制御への応用
この時代の論文は、JT-60SAやITERのコイルケース、プラズマ容器における渦電流加熱・応力解析を扱い、逆転磁場ピンチ装置の渦電流解析にも及んでいる。3次元有限要素法の改良が進められ、プラズマ平衡制御への影響が検討された。全タイトルに占める割合は0.09%である。
この時代の論文から
- Eddy current heating analysis of the ITER TF coil casesFusion Engineering and Design 1992
- Eddy current effect study on the JT-60 plasma equilibrium controlFusion Engineering and Design 1992
- Eddy current and stress analyses of plasma vessels in a reversed field pinch deviceFusion Engineering and Design 1988
- Eddy current analysis by incanet for a reversed field pinch device
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Eddy current、eddy currents など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文20本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
