エルゴディックダイバータ(Ergodic divertor)は、核融合・プラズマ物理学の工学。トカマクの周辺プラズマに共鳴磁場摂動を加え、磁力線を確率的(エルゴード的)にすることにより、粒子・熱の制御と不純物の遮蔽を行うダイバータ方式である。Tore SupraやTEXTORの動的エルゴディックダイバータで実証され、密度制御や放射損失の増大に寄与する。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは51本ある。比重が最も大きかったのは1995–1999年で、その期間の論文の0.48%を占めた。直近の2025–2029年では0.00%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1990年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1985–19943本 · 0.05%
TORE SUPRAにおける初期エルゴディックダイバータ実験
TORE SUPRAでの予備的実験を通じて、エルゴディックダイバータがオーミック加熱や密度限界と関連づけて調べられた。電子熱閉じ込めへの影響が検討され、密度限界の安定化という観点からも注目された。
この時代の論文から
- Plasma decontamination during preliminary ergodic divertor experiments in TORE SUPRANuclear Fusion 1991
- Effect of the ergodic divertor on electron thermal confinementNuclear Fusion 1992
- Stabilization of tokamak Ohmic discharges at the density limit by means of the ergodic divertorPHYSICAL REVIEW LETTERS 1991
1995–200438本 · 0.38%
Tore SupraとTEXTORにおける運転領域とプラズマ特性の体系化
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文46本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
