垂直変位(Vertical displacement)は、核融合・プラズマ物理学の現象。縦長断面のトカマクプラズマでは、垂直位置不安定性によりプラズマ柱が上下へ移動する現象である。ディスラプション時に増大し、ハロー電流や真空容器への電磁力を引き起こすため、装置健全性評価や制御設計において重要である。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは50本ある。比重が最も大きかったのは2020–2024年で、その期間の論文の0.22%を占めた。直近の2025–2029年では0.07%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1975年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19841本 · 0.04%
高ベータトカマクの垂直変位安定性の端緒
垂直変位を単独の安定性問題として扱った論文が1本のみである。高ベータトカマクの一様垂直変位に対する安定性を調べており、この時代は現象としての認識が始まったばかりであることを示す。
この時代の論文から
- Stability of a high-β tokamak to uniform vertical displacementsNuclear Fusion 1975
1985–19943本 · 0.05%
ディスラプションと結びついた垂直変位事象の研究
垂直変位事象がプラズマディスラプションやハロー電流と関連づけて論じられ始めた。DIII-DのTSCシミュレーションやエネルギー収支解析により、垂直変位事象の物理機構と装置への影響が検討された。
同時に語られた主題プラズマディスラプション
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文30本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
