核融合発電所(Fusion power plant、fusion power plants)は、核融合・プラズマ物理学の工学。核融合反応のエネルギーを電気に変換する発電設備で、実験炉の次の段階として想定される実用炉の設計概念を指す。重水素-トリチウム燃料を用い、ブランケットでトリチウムを増殖し熱を取り出す。ダイバータの高熱負荷対策や安全性、放射性廃棄物管理が主要な工学的課題である。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは146本ある。比重が最も大きかったのは2000–2004年で、その期間の論文の0.51%を占めた。直近の2025–2029年では0.35%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1995年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
他の項目を重ねる
研究の変遷
1995–200436本 · 0.36%
発電所概念の成立と設計検討の開始
核融合発電所が具体的なプラント概念として論じられ始め、材料的課題や安全性、経済性、パルス運転における構造設計などが検討されている。この時代はレーザー核融合や慣性閉じ込め、シリコンカーバイド、トリチウム、定常運転といった周辺技術と並行して議論された。代表的な論文として、Culham定常球状トカマク発電所の統合モデリングや、核融合発電所の材料要件、事故シナリオの影響評価などがある。
同時に語られた主題炭化ケイ素、リサイクリング、レーザー核融合、慣性核融合、容器内機器、トリチウム
この時代の論文から
- Integrated plasma physics modelling for the Culham steady state spherical tokamak fusion power plantNuclear Fusion 2004
- Implications of fusion power plant studies for materials requirementsPlasma Physics and Controlled Fusion 2002
- Energetic and economic balance for an inertial fusion power plant
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Fusion power plant、fusion power plants など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文57本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
