電子サイクロトロン波(Electron cyclotron wave、electron cyclotron waves)は、核融合・プラズマ物理学の現象。磁化プラズマ中の電子サイクロトロン運動と共鳴する電磁波である。周波数は電子サイクロトロン周波数近傍またはその高調波であり、トカマク・ヘリカル装置で局所加熱(ECRH)や電子サイクロトロン電流駆動(ECCD)、不安定性制御に用いられる。この用語集が追う論文のうち、タイトルにこの主題が現れるものは84本ある。比重が最も大きかったのは1985–1989年で、その期間の論文の0.43%を占めた。直近の2025–2029年では0.07%。この用語集がこの主題を最初に拾うのは1980年以降で、それ以前の収録論文には現れない。
推移
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研究の変遷
1970–19842本 · 0.08%
電流駆動への応用の始まり
この時代の論文は、電子サイクロトロン波による電流駆動に焦点を当てており、ティアリングモードと関連づけて議論されている。代表的な論文は「Currents driven by electron cyclotron waves」と「Current drive by electron cyclotron waves and tearing-mode configurations」であり、波と電流駆動の関係を初期段階から探るものであった。
同時に語られた主題サイクロトロン波、テアリングモード、電流駆動
この時代の論文から
- Currents driven by electron cyclotron wavesNuclear Fusion 1981
- Current drive by electron cyclotron waves and tearing-mode configurationsNuclear Fusion 1982
1985–199420本 · 0.37%
トカマクにおける非誘導電流駆動の進展
この時代は、電子サイクロトロン波を用いた非誘導電流駆動の研究が活発化し、WT-3トカマクやコンパクト点火トカマクなどの装置で実験・理論が進められた。下ハイブリッド波やHモード、点火といったテーマと並行して議論され、DIII-Dでも研究が行われた。代表的な論文には、WT-3での第2高調波電子サイクロトロン波による電流駆動や、トロイダル電場効果を扱ったものがある。
よく登場する装置
この数字の作り方
- 数え方 —
- 同じものが別の名前で書かれていてもまとめて数えている(Electron cyclotron wave、electron cyclotron waves など)。綴りが変わった時期に推移が動いて見える、ということは起きない
- 割合 —
- その時代の収録論文全体に占める比率。コーパスは1970年代より2010年代のほうが9倍大きいため、本数のままではほとんどの主題が右肩上がりに見えてしまう
- 記述 —
- その時代の論文・共起する主題・登場する装置だけを根拠にAIが書いている
- 冒頭の定義 —
- 用語そのものの説明だけは、論文63本の要旨を読ませたうえでAIの分野知識で書かせている。ここだけは収録論文に書かれていることの要約ではない
- 範囲 —
- 収録は6誌に限られる。ここで減っていることは、分野がその取り組みをやめたことを意味しない
